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CAD の利用と目の健康

FAQ

CAD の利用と目の健康

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最近、回路設計の仕事をしている知人とのやり取りの中で「視力の低下」が話題になる事が良くあります。細かい文字が読みづらく、部品のマーキングなどの読み取りに苦労しているというような話です。実は私共もこのような「視力低下」に陥っており、単なる世間話で終らせるわけにはいかなくなってきています。そこで今回は、CAD の利用と目の健康について取り上げてみたいと思います。
 
回路設計では目を酷使し、多くの人は長時間の CAD の使用による目の疲れを経験しています。しかしそれらの多くは休息や目薬の利用により回復します。むしろ大きな問題になるのはこのような目の疲れやそれに伴う合焦能力の低下ではなく、網膜の劣化による視力の低下です。
 
最近、視力低下を引き引き起こす「黄斑変性症」という網膜の病気が増えて来ているそうです。この「黄斑変性症」のうち 50歳以上で発祥したものは「加齢黄斑変性症」と呼ばれています。いまのところこの病気による視力低下の回復手段は無く、ようやくIPS 細胞による治療研究が始まったところです。
 
そこで心配なのは、CAD の利用による目の酷使がこの網膜の劣化を引き起こすのではないか?ということです。私たちが CAD を利用する際、長時間液晶モニターを見続けますが、このことが「黄斑変性症」の原因になるのでないか?という懸念から、いろいろと調べてみました。
 
そして web サイトの検により、すぐに飛び込んできたのが液晶バックライトから発生する青色光の悪影響についての情報です。多くのサイトで、この青色光(ブルーライト)が「黄斑変性症を引き起こす原因の一つ」として取り上げられています。これは一大事ですので、あわててブルーライトを遮断するメガネを購入しました。また、「ルテイン」という物質が青色光の刺激から網膜を守るということが紹介されており、このルテインの不足を補うためのサプリメントもあちこちで通販されています。
 
しかし医療関係機関からは、このブルーライトの悪影響とルテインの効果についての情報がほとんど提供されていません。そこでかかりつけの眼科医に相談したところ、そのような事実については確認されていないが、悪いものではなさそうなので試してみる価値はあるのでなないか?ということでした。
 
このようなさまざまな情報を総合判断し、個人的には液晶バックライトの青色光は目に良くないものと判断し、できるだけ PC 画面の輝度を落して使用するなどの対処も行っています。これらの事項について、医療関係機関からは、「ひょっとすると・・・かもしれない」というような不確かな情報が提供されることはありえませんので、原因や効能についての検証が追いつくまで、メガネやサプリメントの業者サイドの情報をたよりにするしかか無いのが現状でもあります。
 
以上、休み明けにふさわしい焦点の定まらない話になってしまいましたが、もし CAD 利用者の皆さんが視力の低下を感じたときには、一過性のものではなく回復困難な網膜の変成を疑い、まずは専門医に相談されることをお勧めします。
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